ごめん避けの職場での態度
異性からぎこちない態度をとられる、なかなか目を合わせてくれない、なかなか笑ってくれない、ふたりきりになろうとしない、少なからず1度や二度は損な経験をしたことはないでしょうか。
損な態度をとられたら、それは一体「嫌い」でやっていることなのか、「好き」ゆえの態度なのか、悩んでしまいますよね。
とはいえ異性が自分の事を避ける理由は「好き」と「嫌い」のふたるにはっきりとわけられるわけではありません。
「好き避け」と「嫌い避け」に加えて、より複雑でわかりにくいのが「ごめん避け」というものです。
ひとまずこの3つの類型を解説します。
ある女性がある男性に好意を抱いている状況があるとします。
男性は女性の好意に薄々気付いています。
男性はその女性のことを人間として決して嫌っては居ません。
ただその男性にとって、その女性が恋愛対象とはなりません。
男性はその女性が自分に思いを打ち明けてくれること、自分との距離を縮めようとすることを極力避けます。
つまり、告白される前に「ごめんね」を態度で表明しようとしているのです。
これが「ごめん避け」に該当します。
「嫌い避け」と区別がつきにくくより複雑な感情であり、態度で有るかもしれません。
「ごめん避け」の場合、日常において普通に接する分には何の問題もなく、コミュニケーションをとることが出来るし、相手に対して嫌悪感も抱いていません。
ただ男女間の関係になることだけを避けているものなのです。
職場恋愛をするといろいろと厄介。
そう考えている人は少なくないと思います。
その最大の理由は、相手と別れて気まずくなっても毎日職場で顔を合わせなければならないことが苦痛に感じられるから、ではないでしょうか。
あるいは過去に職場恋愛で失敗したという人もいるかもしれません。
職場恋愛への恐怖感が強ければ強いほど「ごめん避け」をする傾向が強くなります。
職場で「ごめん避け」をする人は、強いプレッシャーを抱えていて余裕がなかったり、仕事に対するこだわりが強い可能性があります。
仕事に集中していて仕事に対する責任感が強いからこそ、そこに指摘な恋愛感情などが入ってきてしまうと、仕事に支障が出てしまうかもしれません。
その恐れから「ごめん避け」をすることもありえます。
仕事と仕事での人間関係を大事にしているからこそ、人との距離を置こうとするのです。
この場合は、脈なしだと思って自分を責めるよりも、相手をそっとしておくのが無難でしょう。